阪神3年目右腕・湯浅「たくさんの方に恩返しできるように」約2年間の長期離脱からはい上がり、プロ初昇格

[ 2021年6月1日 16:30 ]

1軍に合流し、あいさつをする湯浅(中央)(撮影・坂田高浩)
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 プロ入り後初めて1軍昇格した阪神の3年目右腕・湯浅京己投手(21)が、初登板へ初々しく決意を語った。

 「嬉しい気持ちと、びっくりしている気持ちもあります。今まで支えてくれたたくさんの方に恩返しできるように、頑張りたいです」

 18年ドラフト6位で入団も、19年の6月に腰を疲労骨折。昨年6月の2軍練習試合で一度実戦復帰したが、その後も良化と悪化を繰り返し、昨季はウエスタン・リーグでの登板はなかった。地道にリハビリを重ね、今月5月8日のウエスタン・リーグ、ソフトバンク戦で2年ぶりの公式戦登板。自己最速を更新する153キロを計測するなど、ここまで2軍では5試合に救援登板し、防御率0・00とアピールを続けていた。

 「やっぱり2年間ほとんど投げられていなくてすごく悔しくて。投げられるすごく喜びを感じながら、最近は投げられています。自分の持ち味は真っすぐ。強気のピッチングで、バッターを押していきたいと思います」

 挫折からはい上がってきた若武者が、初の1軍の舞台での躍動を狙う。

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2021年6月1日のニュース