阪神・矢野監督は逆転許した救援陣かばう「切り替えてやってくれたら」 ベンチ外の岩貞も気分転換強調

[ 2021年6月1日 22:35 ]

交流戦   阪神2ー5オリックス ( 2021年6月1日    甲子園 )

<神・オ(1>8回、岩崎の交代を告げる阪神・矢野監督(撮影・大森 寛明)
Photo By スポニチ

 同点の8回にセットアッパー・岩崎が逆転を許し敗戦。左腕は味方の失策も絡んで2死一、二塁とピンチを背負い、安達に詰まりながら決勝の中前適時打を浴びた。その後満塁で救援した馬場が紅林に右翼への2点適時打を許し、点差を広げられた。

 矢野監督は「別にそんな引きずることもない。(岩崎)優だってコンコン打たれたわけではないし、馬場だってもうちょっと低くいけばって紙一重なところが大事にはなるんだけど、(完璧に)打たれたって感じには見えないんで。引きずらず切り替えてやってくれたらいいじゃない」と即座の切り替えを求めた。

 この試合では先月30日西武戦で3失点を喫するなど、防御率5・50と不調の岩貞がベンチを外れた。指揮官は「ちょっと今の状態はいいとは言えないんで。そういうところでは、ちょっとベンチを外れてみるのも、何か変えられるものになるかなと。何か変えられるきっかけにしてくれたらというところで外しました」と意図を説明し、「明日は(ベンチに)入れる予定です」と明かした。主に勝ち継投を担ってきた左腕を含めた、ブルペン陣の奮起が求められる。

続きを表示

2021年6月1日のニュース