ソフトB・バレンティン 得意のハマスタで日本通算300本塁打と1000安打なるか

[ 2021年6月1日 05:30 ]

ソフトバンクのバレンティン
Photo By スポニチ

 ソフトバンクは、1日からDeNAと3連戦(横浜スタジアム)。ウラディミール・バレンティン外野手(36)は、あと1本に迫る通算300号達成を狙う。

 ヤクルト時代、同球場でビジター最多の39本塁打と相性は抜群なだけに期待は高まる。通算1000安打にもあと3本。ダブル達成も夢ではない。

 横浜で決める。300号達成者は過去42人いるが、外国人選手ではローズ、ラミレス、カブレラの3人しかいない。快挙達成に、横浜スタジアムは絶好の舞台だ。

 「もし横浜で試合に出ることができたら、馴染みがあって好きな球場。そこでプレーできるのことは凄くうれしい」

 ヤクルト時代に60本塁打の日本記録を打ち立てた13年、同球場で場外弾を2発放った。「横浜で打ったホームランは凄く思い出に残っている」とお気に入りだ。それだけではない。ヤクルトでの8シーズンで、ビジター球場最多の39発を打っており相性は抜群。「あと1本打てるようにしたい」と意気込む。

 今季は新型コロナの影響で調整が遅れ、5月18日に1軍合流。ここまで10試合に出場し打率・194と本調子ではないが、5月28日の巨人戦では「チョウキモチイイ」と2本のアーチ。11年から史上2人目となる3年連続ホームランキングに輝いた長打力は健在だ。
 守備にも不安はない。DeNA3連戦ではDH制は適用されないが、「いけと言われたら結果を残せるように、良い準備をできるよう心がけている」と話す。5月30日の巨人戦では今季初の左翼で先発出場。初回、1死一塁から左翼線の打球に素早く回り込み、クッションボールを難なく処理。見事な中継プレーで生還を許さなかった。

 19年9月14日以来2年ぶりの横浜。日本通算1000安打にもあと3本に迫るバレンティン。「ハマスタ」でのダブル達成に期待は膨らむばかりだ。

続きを表示

2021年6月1日のニュース