復帰2戦目のDeNA・今永 6回7安打1失点好投も295日ぶり白星はお預け 同点で降板

[ 2021年5月30日 15:26 ]

交流戦   DeNA―楽天 ( 2021年5月30日    楽天生命 )

<楽・D3>DeNA先発の今永(撮影・島崎忠彦)
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 昨年10月に左肩の手術を受けたDeNAのエース左腕・今永昇太投手(27)が30日の楽天戦(楽天生命)で復帰2戦目となる先発登板。6回を投げて7安打1失点と好投を見せたものの、勝敗はつかず。昨年8月8日のヤクルト戦(神宮)以来295日ぶりとなる白星はならなかった。 

 初回は2死から四球を与えたが、島内を145キロ直球で見逃し三振に仕留めた。2回は先頭・岡島に右越え二塁打を許すなど1死三塁となったが、横尾を144キロ直球で遊飛に。なおも四球で2死一、三塁には小深田をチェンジアップで空振り三振に斬った。3回は先頭・辰己の右翼線二塁打と犠打で1死三塁に浅村に中犠飛を許し1点を失ったが、島内はカットボールで空振り三振に抑えた。

 同点で迎えた4回は先頭に死球を与え、茂木の三塁バント安打と失策で無死二、三塁も横尾をチェンジアップで左飛。太田の打席では飛び出した三塁走者・岡島をアウトとしたが四球、盗塁も許して2死二、三塁に。それでも小深田をカットボールで空振り三振に仕留めて危機を脱した。5回は1死から鈴木大、浅村の連打でニ、三塁としたものの島内をカットボールでニゴロ、岡島は左飛とし無失点で切り抜けた。6回は先頭・茂木、太田の安打で1死一、二塁となったが、代打・内田をチェンジアップで三ゴロ併殺に斬った。

 2019年、20年と2年連続で開幕投手を務めた今永は昨年8月に左肩の違和感を訴えてチームを離脱。同年10月に手術を受けた。迎えた今季は23日のヤクルト戦(神宮)で昨年8月15日のヤクルト戦(横浜)以来281日ぶりとなる復帰登板を果たしたが、4回1/3を7安打6失点で降板し、敗戦投手となっていた。

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2021年5月30日のニュース