中日 交流戦首位浮上も与田監督は冷静「どんどん勝ちを増やしていかないと」 借金3の完全返済へ

[ 2021年5月30日 19:09 ]

交流戦   中日4-1日本ハム ( 2021年5月30日    札幌D )

<日・中3>2回2死三塁、阿部の中前打で生還したビシエドを出迎える与田監督ら阿部(撮影・高橋茂夫)
Photo By スポニチ

 中日は投打が噛み合い、日本ハムに快勝。2カード連続の勝ち越しで交流戦単独首位に浮上した与田監督は「1戦1戦、勝ちを増やしていくのは変わらない」と冷静に現状を受け止めた。

 試合をつくったのは6回1失点の先発・福谷。3―1の6回は1死一、二塁のピンチを背負ったが、王、渡辺を打ち取って無失点で切り抜け、指揮官も「ピンチも粘り強く投げてくれた」と評価。登板2試合続けてバッテリーを組んだ桂にも「今のところ福谷と合っている」とした。

 打線も2回に阿部の適時打で先制。与田監督は「昨日、悔しい思いをした」と4打数無安打だった背番号5の意地の一発に目を細めた。

 ただ、5回1死満塁で無得点に終わるなど「ビッグイニングにできるチャンスはあった。競らなくてもいい展開にできるように」と反省も忘れなかった。

 交流戦は首位ながら、まだ借金を3つ抱えているだけに「どんどん勝ちを増やしていかないといけない」とさらなる上昇を誓った。

続きを表示

2021年5月30日のニュース