オリックス 大接戦制しカード勝ち越し 増井「12球団勝利&セーブ」はお預け

[ 2021年5月30日 17:23 ]

交流戦   オリックス8-7ヤクルト ( 2021年5月30日    京セラドーム大阪 )

<オ・ヤ(3)>力投する先発の増井 (撮影・奥 調)
Photo By スポニチ

 オリックスは先発・増井浩俊投手(36)が5回3安打2失点と粘投。勝利投手の権利を得てマウンドを降りたが、後を受けた中継ぎ陣が逆転を許し、NPB史上初の「12球団勝利&セーブ」達成はお預けとなった。それでも、チームは8回に逆転し8-7で勝利。カード勝ち越しを決めた。

 増井は1、2回を3者凡退と完璧な立ち上がり。3―0の4回に2点を失ったが、最速150キロの直球を軸に、丁寧な投球で責任投球回をまっとうした。

 打線は初回から、2死二塁で4番・杉本が12号2ランを放ち先制。2-0の2回2死一、三塁で3番・吉田の適時内野安打でさらに1点追加した。3-2の4回2死一、二塁では4番・杉本が左前適時二塁打を放った。

 6回には、宗がカメラマン席に飛び込んで捕球する好プレーが飛び出したが、7回に紅林のファンブル、悪送球などで逆転を許した。しかし、5-7の8回2死二、三塁で2番・宗が中前適時打を打ち、1点差とし、なおも2死二、三塁で3番・吉田が適時三塁打を放ち、見事逆転に成功した。

 9回はK―鈴木がマウンドに上がり、2死一、二塁で代打川端と対戦。ニ飛に打ち取り、1点差の大接戦を制した。

続きを表示

2021年5月30日のニュース