楽天 1失点継投リレー&岡島決勝三塁打 先発・早川は5回1/3を1失点好投も交流戦初勝利ならず

[ 2021年5月30日 16:18 ]

交流戦   楽天5-1DeNA ( 2021年5月30日    楽天生命 )

<楽・D3>7回2死二、三塁、右2点適時三塁打を放つ岡島(撮影・島崎忠彦)
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 楽天が5-1でDeNAを下し、カードを1勝1敗1分け、5月の成績を11勝11敗3分けの5割とした。交流戦初先発のルーキー左腕・早川隆久投手(22)は5回1/3を投げて84球、5安打1失点の好投も勝敗はつかなかったが、打線は7回に岡島豪郎外野手(31)の2点適時三塁打で勝ち越すなど、12安打で5点を奪った。酒居知史投手(28)が今季初勝利。

 早川は初回、2回は1安打を許したものの、後続を断った。3回は3者凡退。味方が先制して迎えた4回は1死から佐野に右前打を許すなどして2死二塁とすると宮崎に左前適時打を浴び同点を許したが、続くソトはスライダーで右飛に抑えた。5回はルーキー対決となった牧に先頭安打を許したが後続を斬った。6回は先頭・桑原に四球を与えると、伊藤光には犠打を許し1死二塁となったところで降板した。2番手の安楽は佐野に右前打を浴び一、三塁となったもののオースティンを右飛、宮崎を遊ゴロに仕留めて無失点に切り抜けた。

 その後は7回を酒居、8回を宋が3者凡退でつなぎ、9回は松井が先頭安打を許したものの後続を断った。
 
 打線は、3回は先頭・辰己の右翼線二塁打と犠打で1死三塁とし、浅村が中犠飛を放ち先制。同点で迎えた7回には鈴木大の中前打、浅村四球などで2死二、三塁に岡島が右翼線への適時三塁打を放ち、2点を勝ち越した。8回には太田、辰己の安打から2死一、二塁とすると、浅村が左中間適時二塁打を放ち2点を加えた。

 DeNAは昨年10月に左肩の手術を受けたエース・今永が復帰2戦目となる先発で6回7安打1失点と好投したが、7回に2番手・石田が勝ち越しを許した。打線は楽天の継投リレーの前に1得点に終わった。連勝はストップし、5月は9勝10敗3分けの負け越しとなった。

 ▼楽天・岡島 チャンスなんで、思い切りいこうと思って、いい結果につながってくれて良かったと思います。(決勝打を打った瞬間は)やったーと思いました。きょうはいい勝ち方が出来たので、あさってからも頑張りたいと思います。

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