阪神・藤浪　2軍巨人戦で完璧5回零封　前回から修正実った与四球2　「バランス良く投げられた」

2軍交流戦   阪神3ー2巨人 （ 2021年5月29日    甲子園 ）

＜ファーム交流試合　神・巨＞　初回1死一塁、北村を捕邪飛に打ち取る藤浪　（撮影・平嶋　理子）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
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　阪神・藤浪は5回を無失点に抑え、昇格に一歩前進した。「全体的に良かった。バランス良く投げられたと思う」。許した安打は初回先頭の立岡の中前打だけ。後続を断ち、リズムに乗った。

　振りかぶらずノーワインドアップで投げ込み、走者を背負ってからのセットポジションも背中を丸めてグラブを胸の前まで上げる形へ変更。「構えた時点でいい球が投げられる準備ができるような形で投げることを意識しました」と説明した。

　1イニング5四球を与えるなど3回3失点と精彩を欠いた前回22日のウエスタン・リーグの中日戦から修正し、与四球2。平田2軍監督も「安心して見てられた。結果を積み重ねることでチャンスが生まれてくる」と継続に期待した。