ロッテ・佐々木朗希 自身初の甲子園マウンドに立った 阪神戦に先発

[ 2021年5月27日 18:08 ]

セ・リーグ   ロッテー阪神 ( 2021年5月27日    甲子園 )

<神・ロ>ロッテ先発・佐々木朗希 (撮影・平嶋 理子)                                     
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 ロッテ・佐々木朗希投手(19)が、27日の阪神戦に先発。プロ2試合目の登板で、自身初の甲子園のマウンドに立ち、150キロ台の速球を連発した。

 先頭の近本への初球から8球連続直球で、3番・マルテにはプロ初登板だった16日に出した最速に並ぶ154キロも記録。マルテには変化球も投げ、空振り三振に仕留めるなど、3者凡退の立ち上がりだった。

 大船渡(岩手)時代は2年生ながら日本代表候補入りした逸材で、3年4月の代表候補合宿で高校生最速となる163キロをマーク。3年夏の岩手大会決勝では登板を回避し、敗退。あと一歩で聖地のマウンドには届かなかった。

 この回避について当時大きな議論も巻き起こったほどで、19年ドラフトでは4球団から1位指名を受けた。ロッテに入団し、昨季はコンディションが整わず、体づくりに専念してきたが、今季は開幕から2軍で実戦登板。5試合に登板し、1勝0敗、防御率0・45と順調に調整を進めてきていた。

 今月16日、本拠地の西武戦で1軍デビュー。先発で5回6安打4失点。107球を投じて最速は154キロをマークした。5回に同点に追いつかれたが、直後にマーティンがこの日2本目となる2ランで勝ち越した。プロ初勝利の権利を持って降板も、8回から登板した4番手・唐川が同点に追いつかれて初勝利はならず。試合は6―6で引き分けていた。

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