ヤクルト・奥川 交流戦デビュー!6回2失点9Kの好投、交流戦初勝利の権利を持って降板

[ 2021年5月27日 19:49 ]

交流戦   ヤクルトー日本ハム ( 2021年5月27日    神宮 )

ヤクルト先発・奥川(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトの奥川恭伸投手(20)は、27日の日本ハムとの交流戦で先発登板し、6回2失点9奪三振の好投を見せて交流戦初勝利の権利を持って降板した。

 先月8日にプロ初勝利を飾って以降、白星から遠ざかっている奥川。交流戦初登板となったが初回の先頭五十幡にライトへの二塁打を浴びて出塁を許し、続く平沼に捕犠打を決められていきなり1死三塁のピンチを背負う。西川から空振り三振を奪ったものの近藤に四球を与え、1死一、三塁になると渡辺に右前適時打を浴びて初回から失点。2回は先頭の石井から見逃し三振を奪うが、石川に中前打を打たれて続く池田に投犠打を決められて2死二塁で五十幡の右前適時打を浴びて2点目を失った。

 2イニング連続で失点した奥川だったが、味方の援護もあり1―2で迎えた3回は先頭の平沼を投ゴロで打ち取ると西川、近藤と2者連続三振を奪いこの試合初めての3者凡退。4回も3者凡退に抑え、5回は2死走者なしから五十幡に中前打を打たれて出塁を許したが平沼を遊飛で打ち取って無失点に抑えた。味方が5回裏に逆転に成功し3―2で迎えた6回は1死走者なしから近藤にレフトへの二塁打を打たれるが、渡辺、R・ロドリゲスと2者連続三振で抑えた。6回96球を投げて、プロ最多となる9奪三振6安打2失点で勝利権利を持って降板した。

 奥川が降板後は7回から2番手で今野がマウンドにあがった。

 ▼奥川 立ち上がりは少し投げ急いでる感じがあり、思い通りのピッチングが出来なかったが、3回以降修正して自分のピッチングをすることができました。

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2021年5月27日のニュース