ムーンショット!日本ハム、R・ロドリゲスが来日1号「打った瞬間に満足感」

[ 2021年5月27日 05:30 ]

交流戦   日本ハム3-4ヤクルト ( 2021年5月26日    神宮 )

<ヤ・日>6回1死、ソロ本塁打を放ったR・ロドリゲス(撮影・尾崎 有希)
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 皆既月食の夜。神宮球場の夜空は雲に覆われていたが、日本ハムの新助っ人、R・ロドリゲスが鮮やかなムーンショットを打ち上げた。来日初本塁打。「試合は勝てなかったけど、自分自身は本塁打という結果が出て素直にうれしい」と笑みを浮かべた。

 待望の一発が飛び出したのは6回だった。来日8試合、22打席目。昨季セ・リーグで最優秀中継ぎを獲得した右腕・清水の直球を完璧に捉え、左翼席中段へ。「打った瞬間に満足感があった」という会心の一撃に栗山監督も「やっと出たね」と安どの表情だった。

 コロナ下の入国制限で来日が遅れ、新型コロナウイルスの陽性判定を受けて一時離脱した。それでも25日のヤクルト戦から出場選手登録されて1軍に合流すると即来日初安打をマーク。チームは打撃不振の主砲・中田が出場選手登録から外れている。長打力不足が課題で、タイガース時代の19年にシーズン14本塁打したR・ロドリゲスへの期待は大きい。

 「タイミングの部分が一番合っていなかった。そこは少しずつ良くなっている。少し米国と違うけど、それを言い訳にするのではなく、早く自分がアジャストして結果を出せるように頑張りたい」と日本野球への適応を誓う。コンディション不良で4試合欠場していた近藤も試合復帰して途中から2打席に立った。低調な打線を立て直して上位浮上を狙う。(東尾 洋樹)

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