二人三脚で朗希を育成するロッテ・吉井コーチ「上出来です」 将来への思いも語る

[ 2021年5月27日 22:34 ]

交流戦   ロッテ6―4阪神 ( 2021年5月27日    甲子園 )

<神・ロ(3)>初勝利し、笑顔をみせる佐々木朗希(左)(撮影・平嶋 理子)
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 ロッテ・佐々木朗のプロ初勝利を吉井投手コーチは感無量の面持ちで見守った。「上出来です。細かいことを言えばいっぱいあるけど、これからの子なんで、賢い子なんで、本人も気付いていると思うので生かして欲しい」と今後の活躍を期待した。

 試合前には「2回目なんで好きにやれ、と送り出した」と背中を押した。

 高卒ドラフト1位で入団した佐々木朗を昨季はノーピッチングと異例の1軍帯同トレーニングで見守り、育てた。過保護な育成法には疑問の声も上がったが、井口監督と相談の上で将来を見据え、頑固なまでに育成計画を変えなかった。

 わずか1年1軍の試合で白星を挙げるレベルまで成長。吉井コーチは「これから体も強くなって真っ直ぐの質も変ってくると思う。感覚のいい投手なので楽しみです。スピードはあれくらいで十分です」と、目尻を下げた。 

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2021年5月27日のニュース