巨人5年ぶり交流戦開幕3連勝ならず わずか3安打で零敗 横川5回6K2失点でプロ初黒星

[ 2021年5月27日 20:49 ]

交流戦   巨人0―2楽天 ( 2021年5月27日    東京D )

<巨・楽3>5回を投げ終え、ベンチで桑田投手チーフコーチ補佐(右)の話を聞く横川(撮影・木村 揚輔)
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 巨人は今季最少タイの3安打で楽天に敗れ、開幕3戦目にして交流戦初黒星。2016年(5連勝)以来5年ぶりとなる交流戦開幕3連勝を逃した。巨人の零敗は今季3度目。

 今季初登板初先発でプロ初勝利を目指した高卒3年目左腕・横川が5回で6三振を奪い4安打2失点(自責1)と好投したが、打線が援護できずプロ初黒星。横川は4回、2死走者なしの場面で茂木にフォークを右翼席上段へ運ばれ先制を許すと、5回には母校・大阪桐蔭の10年先輩でもある浅村にカットボールを右前適時打された。

 打線は2回に1死一、二塁としたが、前夜に2者連続アーチを放っている若林、大城が連続三振して先制ならず、交流戦初登板の楽天先発右腕・滝中に6回まで8三振を喫して無得点。0―2で迎えた7回には先頭・吉川が左前打して滝中を降板に追い込むと、代わった酒居から2死一、二塁としたが、若林が二ゴロに倒れた。

 楽天は3年ぶりとなる交流戦開幕3連敗を免れ、貯金5。滝中は7回途中3安打無失点で交流戦初登板初勝利を飾り、ルーキーイヤーの昨季を上回る今季3勝目(2敗)をマークしている。

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2021年5月27日のニュース