失踪の門倉氏へ球界OBから心配の声 元ソフトBエース斉藤和巳氏も悲痛「絶対無事でいてください…」

[ 2021年5月27日 22:41 ]

ソフトバンクの元エースで野球解説者の斉藤和巳氏
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 一身上の都合により2軍投手コーチを務めていた中日から26日に退団が発表された門倉健氏(48)に対して、球界OBから心配の声が相次いでいる。

 26日には、元巨人エースでメジャーでも活躍した上原浩治氏(46)がツイッターで「門倉さん…いったいどこに?無事であることを願ってます…」とコメントを寄せたが、ショッキングな発表から一夜明けたこの日も球界OBたちが失踪中の門倉コーチに続々とメッセージを送った。

 元ソフトバンクエースの斉藤和巳氏(43)は「門倉さん…絶対無事でいてください…」とツイート。元近鉄、中日投手の佐野慈紀氏(53)は「とにかく無事で居てくれ。大丈夫。たくさん仲間がいる」と記し、元楽天監督で野球解説者のデーブ大久保氏(54)は「我々の仲間門倉が失踪したニュースが…嫌な事は自分のせいで招いてしまった事や人から嫌な思いをさせられる事など色々な理由がある…門倉聞いてくれ…『どんな嫌な事も過ぎてしまえば笑い話に出来る事ばかり』どんな事があっても勇気をもって出てきて欲しい…たくさんの仲間がいるから心配ないぞ!」とメッセージを送った。

 中日は26日、門倉コーチが一身上の都合により退団を申し入れ、同日付けで受理したと発表。球団によると、門倉コーチは15日の練習から無断欠席。連絡が取れないことから、翌16日に家族が愛知県警に捜索願を出した。その後、本人から退団届けが郵送で送られてきたといい、直筆だったため、球団は家族に門倉コーチ自らが書いたものと確認し、26日に受理したという。退団日は15日付けで消印は20日。26日現在も門倉コーチとは連絡が取れない状況で、加藤宏幸球団代表は「無断で練習に来なかったことを球団として重く受け止めている」と退団届けの受理にいたった経緯を明かした。

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2021年5月27日のニュース