ヤクルト・青木 感謝の日米通算2500安打達成「神宮で決めたいと思っていた」

[ 2021年5月26日 22:03 ]

日本生命セ・パ交流戦   ヤクルト4―3日本ハム ( 2021年5月26日    神宮 )

<交流戦 ヤ・日>日米通算2500安打を達成した青木(左)は勝ち投手の田口(中)と笑顔(撮影・沢田 明徳)
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 ヤクルトは26日、本拠での日本ハム戦に4―3で勝利し交流戦初白星。青木宣親外野手(39)は日米通算2500安打達成するなど4打数2安打と活躍。「残り2本になった辺りから神宮で決めたいと思っていたので、ここで決められて良かった」と喜んだ。

 青木は初回、日本ハム先発・加藤から右前打を放ち、イチロー、松井稼頭央、松井秀喜に次ぐ4人目の日米通算で2500安打達成。「あまり意識しないようにしてたんですけど、やっぱり意識してしまうもので、こういう節目の数字をいつも達成するといつも感謝の気持ちが出てきますね。自分に関わってくださった皆さま、そして家族に“ありがとうございます”と感謝しています」とコメント。

 さらに「本当に1人では出来なかった数字だと思うので、毎日毎日サポートしてくれる方がいたからこそだと思いますし、自分の野球に対する熱意だとかそういうものが誰も負けないと思ってやっていたので、そこが2500安打を達成できた要因の一つだと思います」と続けた。

 また「ファンの前でプレーするっていうのが格別で、特にヤクルトスワローズのファンっていうのは自分にとっては切っても切れないような関係なので、本当にヤクルトに入って、またアメリカからも帰ってきてこの球団でプレー出来ることを幸せに感じます」とファンに対しても感謝をしつつ、「家族がいたからこそ達成できた数字だと思います。一番近くでサポートしてくれたので、自分が少し気持ちが落ちる時も何とか踏ん張れました」と何度も感謝の言葉を連呼した。

 最後に「この交流戦、今日みたいな試合展開が多くなると思いますし、お互い“知らないもの”同士ですから、こういう僅差のゲームを一つでも多く勝って交流戦優勝したいと思います。それにはファンの皆さんの声援が必要だと思うのでこれからもよろしくお願いします」と堂々V宣言をし、ヒーローインタビューを締めた。

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