エンゼルス・大谷、打者天国での本塁打競争鍵握る「ペース配分」

[ 2021年5月26日 05:30 ]

クアーズ・フィールド全景
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 地元テレビ局「デンバー7」のスポーツキャスターで、ロッキーズを長年取材してきたトロイ・レンク氏(50)は、本塁打競争を制するポイントについて「ペース配分」を挙げる。

 「最近のホームランダービーは優勝するまでに何ラウンドも行う。クアーズ・フィールドは打撃練習だけでも疲れやすい。最後まで打ち続けられるようにペース配分をすることが勝利への秘けつになると思う」。

 前回2年前の本塁打競争(昨年はコロナ禍で球宴が開催されず)では、優勝したメッツのアロンソは、3ラウンドで計57本。まさに体力勝負となる。

 それでも大谷の飛距離には「打撃練習で3階席に放り込むのはまれなこと」と注目。「98年にあのマグワイア(カージナルス)が打撃練習で左翼場外に運び、選手の車のフロントガラスを割ったことがあった。大谷もマグワイア級のパワーだと言える」と、通算583本塁打のスラッガーの名前を出して、特大弾に期待を寄せた。

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2021年5月26日のニュース