台湾プロ野球が東京五輪最終予選派遣を断念 アマ選手中心の編成で参加を検討

[ 2021年5月26日 05:30 ]

 台湾プロ野球を統括する中華職棒大連盟(CPBL)は25日、東京五輪最終予選(メキシコ)へのCPBL選手の派遣を断念したと発表した。世界で新型コロナウイルスの感染が広がる中、選手の健康と安全を守るためとした。CPBLの蔡其昌(サイキショウ)会長は「非常に苦しい決定だ」とコメント。関係者によると、アマチュア選手を中心に代表チームを編成して予選に参加することが検討されている。

 最終予選では五輪の最後の1枠を争う。本来は6月に台湾で開催予定だったが、台湾での感染拡大を受け世界野球ソフトボール連盟(WBSC)が20日に開催地をメキシコに変更すると発表していた。

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2021年5月26日のニュース