今秋ドラ候補の関大・久保田拓は 阪神・佐藤輝超え4戦連発ならずも新リーグ記録にあと2打点

[ 2021年5月26日 13:30 ]

関西学生野球春季リーグ 3回戦   関大4―0近大 ( 2021年5月26日    皇子山 )

関大・久保田拓(撮影・後藤正志)
Photo By スポニチ

 今秋ドラフト候補でリーグ戦3戦連続本塁打中の関大・久保田拓真捕手(4年=津田学園)が「4番捕手」でフル出場。0―0の初回2死三塁から決勝打となる左前に抜けそうな遊撃内野安打を放つと、2―0の2回2死満塁では中前へ2点打。本塁打は出ず、二岡智宏(近大=現巨人3軍監督)、佐藤輝明(近大=現阪神)らを超える4戦連発とはいかなかったが、チームを勝利に導く3打点で今季15打点。柳田一喜(立命大=現パナソニックコーチ)が08年秋にマークした17打点の新リーグ記録に2と迫った(82年の新リーグ設立前も合わせると76年秋の近大・平井一男の21)。

 「低い打球を打つということを意識して、その結果が出て良かった。残念な気持ち?全くないです。ヒットを打つことだけを考えていました」

 バッティングだけではなく、捕手としても鷲尾昂哉(3年=登美ケ丘)をうまくリードし右腕の今季2度目の完封勝利を演出するなど攻守に大活躍。この日の勝利で近大とは4回戦までもつれ、打点記録更新のチャンスも広がった。「秋にいい形でつなげられるように。打点は前の打者の人たちのおかげ。狙うことなく、勝手に出たらいい」と自然体で臨む。

続きを表示

2021年5月26日のニュース