西武・呉念庭が台湾代表のプロ選手派遣断念に 「1日でも早く収束することを願って」

[ 2021年5月26日 19:05 ]

台湾代表のプロ選手派遣断念に無念さを口にした西武呉念庭(撮影・花里 雄太)
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 台湾の中華職棒大連盟(CPBL)が、東京五輪最終予選へのCPBL選手の派遣を断念したことを受け、西武の呉念庭(ウー・ネンティン)は「残念ですが、今は感染が広がっている状況ですし、1日でも早く収束することを願っています」と球団を通じてコメントした。

 6年目の呉は、山川の故障離脱中にブレーク。ここまで42試合に出場し、打率・267、4本塁打、21打点と穴を埋める活躍を見せていた。父の呉復連(ウー・フーリエン)氏は、バルセロナ五輪で銀メダルを獲得。親子2代でのメダル獲得が期待されていたが「日本ではこうして試合が続いていますし、僕たちがいいプレーを見せることによって、台湾にも元気を与えることができたらと思っています」と前を向いた。

 ただ、アマチュア選手を中心に代表チームを編成して予選に参加することも検討されているという。

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2021年5月26日のニュース