巨人・高橋　交流戦初登板で8回途中2失点　リーグトップ6勝目の権利を得て降板

交流戦   巨人―楽天 （ 2021年5月26日    東京D ）

＜巨・楽2＞7回を投げ終え、笑顔の高橋（撮影・木村　揚輔）
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　巨人の3年目左腕・高橋優貴投手（24）が楽天戦（東京D）で交流戦初登板。8回途中7安打2失点と好投し、4試合ぶりとなる今季6勝目の権利を得て降板した。

　ここまでリーグトップタイの5勝を挙げている高橋だが、5月は3試合に登板して0勝1敗と勝ちなし。2回には先頭の5番・岡島に内角高めの142キロ直球をバックスクリーンに叩き込まれて序盤で先制点を献上するなど不安な立ち上がりとなった。

　だが、味方打線が5回に主砲・岡本和の2ランで逆転。さらに若林、大城の2者連続アーチとこの回だけで3本塁打を放って5回をもぎ取ると、打線の援護に勇気をもらってその後は好投を続けた。直近2試合はともに6回途中降板となっていたが“鬼門”を乗り越えると、7回まで104球を投げるもその裏の打席にも入って8回も続投。その8回に1死を取った後、辰己を四球で歩かせた後で鈴木大に左前打を許して一、二塁とすると、ここで降板となった。

　なお、2番手として登板した右腕・鍵谷が浅村に四球を与えて満塁とした後、ここで登板した3番手左腕・高梨が島内を左飛に仕留め、岡島を三ゴロに打ち取ってこのピンチを切り抜けている。

　高橋の投球内容は7回1／3で打者29人に対して117球を投げ、7安打2失点。5三振を奪い、与えた四球は2つだった。