楽天・則本昂が自身初の1イニング3被弾の屈辱KO「3本打たれたらダメ」

[ 2021年5月26日 19:31 ]

交流戦   巨人―楽天 ( 2021年5月26日    東京ドーム )

<巨・楽(2)> 4回2死、大城に2者連続となる中越えソロを浴び呆然とする則本昂 (撮影・光山 貴大)
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 楽天の則本昂が、自身初の屈辱を味わった。3回まで1安打無失点、6奪三振と快投を続けていたが、4回に突如として崩れた。

 1死から吉川に中前打を浴びると、岡本和に低めのフォークを豪快に左翼席中段まで運ばれた。さらに2死一塁で若林に右中間に2ランを被弾。150キロの速球をスタンドまで持っていかれた。続く大城にも右中間へのソロを浴びた。過去に2度、1試合で3発を浴びた経験はあるが、1イニングで3被弾はプロ9年目で初めて受ける屈辱だった。

 5回の攻撃で打席が回ってきたが、代打・横尾が送られた。4回5安打5失点。球数は53球で余力はあっただけに、無念の降板となった。試合前の時点で巨人戦の通算成績は3勝1敗、防御率1・93と好相性で、16年6月14日から2連勝中だった。降板後は球団を通じて「1試合に3本打たれたらダメですよね」とコメントした。

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2021年5月26日のニュース