マリナーズ・菊池雄星、5戦連続QSで今季2勝目 「背中つって」7回途中降板も無事強調

[ 2021年5月26日 02:30 ]

ア・リーグ   マリナーズ4-2アスレチックス ( 2021年5月24日    オークランド )

先発した菊池(AP)
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 マリナーズ・菊池は24日(日本時間25日)、6回0/3を4安打1失点と5戦連続のクオリティースタート(6回以上、自責点3以下)で2勝目(3敗)を挙げた。ヒヤリとさせたのは7回。先頭に内野安打を許し、背中から腰の辺りを気にした。球数は88球だったが、ここで降板となった。

 ただ試合後は笑顔で大事を取ったものと説明。「特に問題ない。背中がつっている感じ。日本ではそのまま投げて肉離れしたことがあったので大事を取って降りた」と無事を強調した。

 そこまで「今季一番いいストレートが投げられた」と言い、3回にソロ1本を浴びた以外はほぼ完璧。最速97.9マイル(約158キロ)の直球とカットボールを制球良く投げ分け、内野ゴロの山を築いた。チームの連敗を6で止め、スコット・サービス監督も「素晴らしかった」と目を細めた。

 3年目でメジャー通算10勝に到達。「随分時間かかったな」と感想を漏らした左腕は、「遠回りした分、道には詳しくなる。しっかりこれから勝てるように」と力を込めた。

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2021年5月26日のニュース