阪神・西勇 自慢の制球力戻った! 通算18勝のロッテ相手に7回無四球2失点 矢野監督「修正できた」

[ 2021年5月26日 05:30 ]

交流戦   阪神3ー5ロッテ ( 2021年5月25日    甲子園 )

<神・ロ(1)> 7回1死一、三塁、山口を遊併殺打に打ち取る西勇 (撮影・平嶋 理子)                                     
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 通算98勝中、最多18勝を挙げた相性の良いロッテとの対戦で息を吹き返した。交流戦の開幕投手を務めた西勇は7回を投げ7安打2失点。救援陣が逆転を許し4月20日以来の4勝目は逃したが、無四球と本来の制球力も取り戻し復調気配を示した。

 初回1死一、三塁、一塁けん制が悪送球となり先制点を献上する嫌な展開だったが、2回以降はエースらしく切り替え1死から3回2死まで4者連続三振を奪うなど8奪三振。7回1死一、二塁では鳥谷に適時打を浴び1点差に迫られ、なおも1死一、三塁を背負ったが、代打山口を遊ゴロ併殺に仕留めリードを死守した。

 前回18日のヤクルト戦では5回8安打6四死球と精彩を欠き、今季自己ワーストの5失点。4試合勝ち星がなく不安を感じさせていたが、この日の力投で振り払った。矢野監督も「(前回まで)2回くらい、ちょっとコントロールに苦しんでいるところがあったけど、今日で修正できたと思う。次回からも落ち着いていけるような内容になったんじゃないかな」と交流戦での巻き返しを期待した。

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2021年5月26日のニュース