ヤクルト貯金4の3位で交流戦へ 高津監督「いろんなことがあったが、悪い状態ではない」

[ 2021年5月23日 23:01 ]

セ・リーグ   ヤクルト10―5DeNA ( 2021年5月23日    神宮 )

<ヤ・D12>村上(左)らナインを出迎える高津監督(撮影・島崎忠彦)
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 ヤクルトが先発野手全員安打をマークし、11安打10得点で快勝。貯金4の3位で25日から交流戦に突入する。高津監督は「開幕からいろんなことがあったけれど、悪い状態ではないのは確か」とここまでの戦いを総括した。

 開幕直後に西田が新型コロナウイルスに感染し、青木、内川らが濃厚接触者に特定され離脱。大幅な戦力ダウンに苦戦が予想されたが、かえってチームの結束は高まった。青木らが離脱直後、指揮官は「みんな口には出さないけれど、まとまりが出たというか、試合に出られない人のことも意識しながらゲームをやっているのかなと感じます」。救援陣の奮闘など一丸で窮地を乗り切り、4月20日から3位以上をキープしている。

 リーグトップの13本塁打と打線を牽引する村上はプレーだけでなく、ベンチで声を張り上げ、盛り上げる姿が目立つ。高津監督は「彼だけじゃなく、今年はみんなよく声が出ている。気の利いた一言や元気づける言葉。ノリ(青木)とかが率先して出しているし、哲人(山田)もよく声を出している」とチームの雰囲気のよさにうなずいた。

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2021年5月23日のニュース