早大先輩後輩対決 早川7回途中降板も単独トップ6勝目の権利 早大OB茂木が小島から逆転適時打

[ 2021年5月23日 16:37 ]

パ・リーグ   楽天-ロッテ ( 2021年5月23日    ZOZOマリン )

先発で投げ合った楽天・早川(左)とロッテ・小島
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 楽天のドラフト1位ルーキー・早川隆久投手(22)と、ロッテの左腕・小島和哉投手(24)が23日、ZOZOマリンで先発し、早大の先輩後輩対決が実現した。

 早川は3回、マーティンに同点の適時打を許すと、4回は角中に左越え適時二塁打を浴びて勝ち越しを許した。それでも、1点を追う6回1死満塁から、こちらも早大OBの茂木が右中間へ逆転適時二塁打を放って小島を引きずり下ろした。さらに続くディクソンが左越え3ランを放った。

 援護をもらった早川だったが7回、マーティンに特大の右越え2ランを浴びて1点差に迫られ降板。2番手・安楽が走者を出しながらもリードを守り、結局早川は6回2/3を8安打5失点。単独トップとなる6勝目の権利は保持した。

 小島は2回、太田に左中間へ適時二塁打されて先制を許すも、打線が援護。だが、6回、茂木に逆転適時二塁打を許し、5回1/3を5失点で降板した。

 早大では、ロッテ中村の1年下に茂木。さらに茂木が4年時に小島が1年。小島が4年時、早川が2年という関係性。

 特に小島と早川は同じ左腕とあって小島がアドバイスを送ることも多かったという。ともに4年時にはエースながら主将を務めるなど共通点も多く、言わば「師弟対決」となった。

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