阪神・糸井 交流戦DH猛アピール!3年ぶり2軍戦で二塁打「全力で打って走ってプレーできて良かった」

[ 2021年5月23日 05:30 ]

ウエスタン・リーグ   阪神3-4中日 ( 2021年5月22日    鳴尾浜 )

<ウエスタン 神・中>4回、糸井が右中間二塁打を放つ(投手・梅津)
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 阪神・糸井が交流戦のDHに名乗りを上げた。ウエスタン・リーグ出場は18年7月20日の同中日戦以来、1037日ぶり。「3番・DH」で二塁打を放つなどアピールした。

 「全力で打って、全力で走って、全力でプレーすることができたので良かったです」

 故障からの実戦調整を除けば、阪神加入後は初の2軍戦出場。開幕から代打出場が大半でも、やはり先発で出る姿が似合う。

 4回無死一塁では梅津の初球145キロ直球を振り抜き、鋭い打球で右中間を破った。左飛だった初回2死も、しっかり捉えて快音を響かせた打球で内容のある2打席だった。

 矢野監督も「嘉男もそういうところ(打席に立つため)でファームでこうやっていってるんでね。チャンスというのはこれから出てくると思う。しっかりした準備を、今やってくれていると思うんで、楽しみにしています」と期待を寄せた。

 今季先発した2試合では、いずれも本塁打を放っていて、出場すれば放つ存在感は相変わらず。来るべき時に大爆発すべく、爪を研いで出番を待つ。(阪井 日向)

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2021年5月23日のニュース