巨人、痛タタ…梶谷が3回に負傷交代 ビシエドの飛球を追って吉川と交錯、後藤コーチが“バッテンマーク”

[ 2021年5月23日 15:19 ]

セ・リーグ   巨人―中日 ( 2021年5月23日    バンテリンD )

<中・巨(11)>3回1死二塁、ビシエドの打球をスライディングキャッチした梶谷だが、左足を押さえ苦もんの表情を浮かべる(右は吉川尚)(撮影・椎名 航)
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 巨人の梶谷隆幸外野手(32)が中日戦(バンテリンD)の3回に負傷交代した。

 梶谷は「1番・右翼」で先発出場。1―3で迎えた3回裏、1死二塁という場面での守りで、ビシエドが右翼ライン際へ放った打球を追って前進し、捕球。その際、同じく飛球を追って来た二塁手の吉川と交錯した。

 吉川はすぐに立ち上がったが、梶谷は座り込んだ状態でボールを返したものの、しばらく動けず。痛そうに顔をゆがませて左太腿裏あたりを手で押さえた。様子を見に来た後藤野手チーフコーチは即座に両手をクロスさせ、ベンチに向かって“バツマーク”。梶谷はここで重信と交代した。

 巨人の原監督はこの試合で先発左腕・今村を2回途中3失点で降板させ、同時に遊撃手も先発の広岡から若林に交代。直後の3回には先頭打者として第1打席が回ってきた捕手の炭谷に代打・大城を出すなど序盤から激しく動いたが、梶谷に痛いアクシデントとなった。4回には2番手投手の桜井に代わって早くも代打の切り札・亀井を出すなど目まぐるしい展開。また、エース菅野、主将の坂本が登録抹消中で、リリーフ陣も野上、田中豊が登板中に負傷交代するなど離脱者が続いている。

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