首都大リーグ 桜美林連敗優勝目前で連敗 田島「優勝決定戦は死ぬ気で戦います」

[ 2021年5月23日 17:32 ]

首都大学最終週最終日   東海大1―0桜美林大 ( 2021年5月23日    等々力 )

<首都大学野球 桜美林・東海大>1点を追う9回2死、手塚が右飛に倒れため息が漏れる桜美林ベンチ (撮影・西川祐介)
Photo By スポニチ

 桜美林大が東海大に連敗し、6勝4敗で全日程を終了。エース佐々木千隼(ロッテ)を擁した16年秋以来、2度目のリーグ制覇は後日の優勝決定戦まで持ち越しとなった。

 痛恨の決勝点はバッテリーミスから生まれた。0―0の6回2死一、三塁。2番手・山本雅樹(3年、中越)がカウント2―0から投じたスライダーがワンバウンドしバックネット裏へ。記録は暴投ながら、田島大輔捕手(4年、星槎国際湘南)は「あれはパスボール。自分の実力不足です。本当にもったいなかった」と“猛省”した。

 試合後には母校の教育実習から球場へ駆けつけた捕手の松江京主将(4年、二松学舎)から「まだ大丈夫」と言われて、救われたという。「優勝決定戦は死ぬ気で戦います。松江がまた教育実習でいなくても、自分がしっかり守ります」。田島は“仕切り直し”の一戦で完全燃焼を誓った。

続きを表示

2021年5月23日のニュース