中日・根尾の「不敗神話」は続く 打点を挙げた試合は6戦6勝「よくチャンスで回るので大事にしたい」

[ 2021年5月23日 20:30 ]

セ・リーグ   中日4-1巨人 ( 2021年5月23日    バンテリンD )

<中・巨(11)>2回2死二塁、福谷の中前適時打で生還した中日・根尾はベンチのナインとグータッチ(撮影・椎名 航)
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 不敗神話は生きていた。中日・根尾昂内野手(21)が初本塁打を満塁弾で飾った5月4日DeNA戦以来、出場11試合ぶりの打点を記録。バンテリンドームで打点を挙げた試合は6戦6勝となり、「6回しか打っていないということですよね。もっともっと打っていけるように。タイムリーだけが打点じゃない。たくさん打点を挙げることが確実に勝利に近付く方法。よくチャンスで回ってくるので大事にしたい」と話した。

 1ー0の2回無死一、二塁。巨人先発・今村のフォークを巧みなバットコントロールで拾い、中前に落とした。「バントのサインが出なかったので、進塁打を打つよりは、打って決めるという気持ちを持って打席に立った」。積極性を貫き、12打点目を挙げた。

 3、4月は1割台と苦しんだものの、5月の月間打率は40打数11安打の打率・275。確実に上昇気流に乗り始めている。今季はこれまで36試合、116打席に立ち、「自分の形で振れている打席は確実に増えている。三振は多いですが、そこは改善するところ」と手応えを口にした。

 25日からは初体験の交流戦に突入する。「ストレートに打ち勝つ。一番、軸は真っすぐ。そのタイミングでしっかり入って、しっかり打ち返せるようにしないといけない。した方が確実に率は上がる」と明確な課題を胸に、パ・リーグとの戦いに挑む。

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2021年5月23日のニュース