巨人 交流戦前ラストゲームで手痛い敗戦 今村2回途中3失点降板、梶谷は負傷交代

[ 2021年5月23日 16:55 ]

セ・リーグ   巨人1―4中日 ( 2021年5月23日    バンテリンD )

<中・巨(11)>2回途中でマウンドを降りる今村 (撮影・森沢裕)
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 2位の巨人は1―4で5位・中日に敗れて連勝ならず。今季初の貯金9とするチャンスを逃して貯金が7に減った。

 巨人は先発左腕・今村が2回途中3安打3失点で降板。一挙3点を先取された直後の3回に炭谷の代打に出た先頭・大城の右中間二塁打などで1死二、三塁としてからウィーラーの右前適時打で1点を返したが、得点はそれだけだった。

 原監督は前回登板時も今村を3回5安打2失点(自責1)で降板させているが、この日は今村を2回途中で降板させると、直後の3回には炭谷に代打・大城を出してバッテリーごと変更。3回の守備ではビシエドのライン際への飛球を追った右翼手の梶谷が二塁手・吉川と交錯して左太腿裏を痛めるアクシデントで交代するなど、交流戦突入前ラストゲームで痛い敗戦となった。前日まで10戦7発だった主砲・岡本和は3打数無安打、2試合連続で3番に入った吉川は3打席連続三振と併殺打だった。

 中日は2回、主砲・ビシエドが今村の外寄りカットボールを右翼ポール際に運ぶ6号ソロ本塁打として先制すると、この回さらに根尾、先発投手・福谷と2本の適時打で2点を加えて計3点を先取。3―1のまま膠(こう)着状態が続いていた7回には、この回から今季初登板した巨人5番手右腕・沼田からビシエドの中堅フェンス直撃二塁打で待望の追加点を奪い、最後はこの登板を最後に東京五輪に備えてチームを離れる守護神のR・マルティネスで逃げ切った。

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