京都国際 立命館守山を圧倒し4強入り 高校野球近畿大会

[ 2021年5月23日 12:43 ]

春季近畿地区高校野球大会 1回戦   京都国際9―1立命館守山 ( 2021年5月23日    皇子山 )

<立命館守山・京都国際>先発登板する京都国際・森下(撮影・後藤 正志)
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 今春選抜に出場した京都国際(京都1位)が、立命館守山(滋賀2位)を7回コールドで圧倒し、準決勝へ駒を進めた。

 京都国際は初回、相手ミスに乗じて2点を先制し、主導権を握った。3回に4番・森下瑠大(2年)の左前適時打で1点、5回に3番・中川勇斗(3年)の左前適時打などで2点、6回に1番・武田侑大(2年)の中前2点適時打、中川の右越え適時二塁打で3点、7回にも1点と効果的に加点し、立命館守山を突き放した。投げては先発した左腕・森下が7回を投げて被安打6、10奪三振で1失点完投した。小牧憲継監督は「投手の森下は無駄な球が多かったが、調子がよくないなりに粘って投げてくれた。2回のピンチを1点でしのげたのが大きかった」と振り返った。

 一方、敗れた立命館守山・秋武祥仁監督は「相手がどこかは関係なく、こちらがミスをすれば負けます」と守備のミスを敗因に挙げた。先発して6回を投げ、7回には捕手に回った北村怜士(3年)は「自分のよさを出して、どこまで通用するかなと思って投げました。選抜に出ている相手だったので、ちょっと力が入って球が高く浮いてしまいました」と振り返った。

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2021年5月23日のニュース