森下らが濃厚接触者の広島 マツダで自主練習開始 選手会長・田中広は苦しい心境吐露「まだ試合は続く」

[ 2021年5月23日 05:30 ]

口元を覆いながら内野ノックを受ける広島・田中広(球団提供)
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 広島は22日、チーム内で複数出た新型コロナウイルス陽性者の接触状況から、森下暢仁投手と高橋昂也投手が管轄保健所から濃厚接触者と認定されたと発表した。2人とも体調に異常はなく、同日にPCR検査を受けた1、2軍の首脳陣、選手ら計140人は全て陰性だった。

 21日からの阪神3連戦は既に中止となり、マツダスタジアムでの自主練習を開始した。球場に滞在可能な時間を組分けし、選手同士の接触を避ける形で実施。練習中も常時マスクを着用し、こまめに手指を消毒するなど、保健所の指導のもと感染対策を徹底した。

 21日のPCR検査で陰性だった佐々岡監督ら首脳陣や選手らが参加。球団独自の判断で自宅待機中だった松山、磯村、西川、坂倉、塹江の5人も球場を訪れ、濃厚接触者と判定された森下、高橋昂も他者との接触を避けて個々の練習に努めた。

 投手はキャッチボールやランニング、野手は屋内練習場でのマシン打撃など、ユニホームではなく練習着姿で調整した。選手会長の田中広は球団を通じて「本当に野球をやっていいのかという思いにもなったけど、まだ試合は続く。そこに向けてけがをしないように準備をしていきたい」と心境を明かした。チーム内の陽性者は17日に判明した菊池涼、20日に判明した鈴木誠ら計11人にのぼっており、23日も引き続き、PCR検査を実施する予定だ。

 《2軍は試合実施》2軍は由宇球場で沖縄プロ球団「琉球ブルーオーシャンズ」との練習試合を両チームともに抗原検査での陰性を確認してから実施。18日に野手8人が昇格した影響で現在の2軍野手は8人のみ。野手全員がフル出場して乗り切った。捕手登録ながら「1番・三塁」で先発した育成枠の高卒1年目、二俣は右越え2ランを含む3安打と躍動。「コロナの影響でチャンスをもらっている。このチャンスをつかみたい」と意気込んだ。

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