関学大が春28年ぶりのV王手 ドラフト候補の黒原が2試合連続1―0完封「集中できていた」

[ 2021年5月23日 18:44 ]

関西学生野球春季リーグ   関学大1ー0同大 ( 2021年5月23日    わかさスタジアム京都 )

<同大・関学大>完封勝利を飾り、佐藤海(右)と笑顔でタッチする関学大・黒原  <撮影・成瀬徹>    
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 関学大が同大を下して勝ち点4とし、優勝に王手をかけた。あす24日の京大戦に勝てば13年秋以来、春に限れば93年以来28年ぶりの優勝が決まる。

 今秋ドラフト候補の最速151キロ左腕・黒原拓未(4年=智弁和歌山)は初回に1死満塁のピンチを背負ったが、後続を打ち取り無失点。以降はこの日最速150キロをマークした直球と、タイミングを外すチェンジアップを駆使して2安打3四球で完封勝利を挙げた。20日の近大戦でも雨の中、1―0で完封しており、2試合連続。今季5勝目、3完封はリーグ断トツの数字だ。「中2日でも、いい感じで調整できましたし、終わってみて疲れを感じていますが、試合中は入り込めて集中できていた」と頼もしい言葉を残した。

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