広島、困った 九里が新型コロナ陽性で先発ローテ5人中3人離脱 2軍でネバラスカス、玉村らが先発調整

[ 2021年5月23日 20:25 ]

広島のネバラスカス
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 広島は23日、1軍首脳陣、選手、球団スタッフ計82人に新型コロナウイルスの感染を調べるPCR検査を実施し、九里亜蓮投手(29)が陽性判定を受けたと発表した。現在は無症状で保健所の指導のもと自宅療養中。チーム内では12人目、投手では初の陽性者となった。

 また、22日に管轄保健所から陽性者との濃厚接触者に認定された森下、高橋昂が「感染拡大防止特例2021」により出場選手登録を抹消。現在先発ローテーションを担っていた5人中3人が離脱し、1軍に同行する先発投手は大瀬良と床田の2人のみとなった。

 2軍では、22日に新外国人のネバラスカスが沖縄プロ球団「琉球ブルーオーシャンズ」との練習試合(由宇)で来日後2度目の実戦登板を果たした。先発して4回2/3を1失点、球数は96球。昇格時期について高2軍監督は、試合後に球団を通じて「1軍についてはこの状況なので、すぐ上がるかもしれないし、そうではないかもしれない。引き続き細かい調整をしていければ」と話すにとどめていた。

 さらには、登板機会がなく登録を抹消されていた高卒2年目左腕の玉村、今季1軍で5試合に先発した野村、2軍で先発ローテーションを守っている矢崎らが代役候補として控えている。

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2021年5月23日のニュース