阪神・青柳 パ・リーグ上位球団斬りに燃える交流戦「金曜日の男」、28日の西武戦先発濃厚に

[ 2021年5月23日 05:30 ]

28日の西武戦に先発濃厚の阪神・青柳

 阪神・青柳は28日の西武戦に登板することが濃厚となった。交流戦期間中は金曜日のマウンドを託されることとなり、ソフトバンク、楽天とパ・リーグの上位球団と激突。首脳陣の期待を白星に変え、チームの首位固めに貢献してみせる。

 蓄えた力は2年ぶりの交流戦で解き放つ。20日のヤクルト戦は天候不良で中止となり、当初は25日からのロッテ3連戦での起用が決定的だった。19年まで在籍し、ロッカーも隣だった鳥谷との対戦も熱望。「プロ野球というものを教えてもらったのがトリさん。すごく楽しみ」とイメージを膨らませたマッチアップは広島戦延期によるローテーション再編で幻に。それでも、託された役割は、決して小さくない。

 今後、中6日で回ればすべて週後半のカード初戦。強豪相手に“先手”を奪う快投ができれば3連戦勝ち越しにも近づき、チームの貯金量産も見えてくる。次戦へ向けて「いけと言われた時に万全な状態で勝ちに貢献できるように」と意気込んでいた。

 交流戦開幕となる25日のロッテ戦には西勇を投入。4試合連続で白星から遠ざかり、矢野監督は「交流戦というところでまた気合入るというか、そういうとこを見せてくれる」と期待を寄せた。甲子園球場での全体練習では西勇もポール間走などで調整した。

 また、21日の広島戦に先発予定だった秋山は、中12日で26日のロッテ戦に向かう見込み。昨季ともに11勝の2人をつぎ込み、“開幕ダッシュ”を狙う。

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2021年5月23日のニュース