早大左腕対決で、早大の先輩が意地の援護 茂木が6回に逆転2点打

[ 2021年5月23日 16:20 ]

パ・リーグ   楽天―ロッテ ( 2021年5月23日    ZOZOマリン )

<ロ・楽12>6回1死満塁、茂木は勝ち越しの右越え2点適時二塁打を放ちガッツポーズ(撮影・沢田 明徳)
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 早大出身左腕同士の投げ合いとなった一戦で、早大の先輩が意地の一振りで援護した。楽天・茂木栄五郎内野手が1点を追う6回1死満塁で、右越えの逆転2点二塁打を放った。

 「打ったのはカットかスライダー。チャンスだったので積極的にいきました」と茂木。早大で3学年後輩にあたる小島に対し、前の2打席は見逃し三振と投ゴロに倒れていた。カウント1―1からの外角カットボールを仕留め、二塁塁上でガッツポーズ。ここまで2失点の力投を続けていたドラフト1位左腕・早川に勝利投手の権利をもたらした。

 小島と早川という2学年違いの早大出身左腕の対決が注目を集めていた。両投手とも早大4年時には野球部主将を務めた。
 茂木は「難しい打球でしたが、(二塁走者の)島内さんがいい判断でホームまで還ってきてくれました。逆転できて良かったです」と笑顔で振り返った。

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2021年5月23日のニュース