DeNAドラ1・入江「全てがレベルアップ」と自信 持ちネタ2000個のギャグも「威風堂々」

[ 2021年1月30日 05:30 ]

新人合同自主トレを終え、充実した表情を見せDeNA新人選手たち。後列左から池谷蒼大、牧秀悟、加藤大、入江大生、小深田大地、石川達也
Photo By 代表撮影

 153キロ右腕がキャンプインへ準備万端だ。DeNAは横須賀市内の2軍施設で行っていた新人合同自主トレを打ち上げ。ドラフト1位・入江(明大)は「100%に近い状態。技術、体力、筋力、全てがレベルアップした」と胸を張った。

 28日にはブルペンで初めて捕手を座らせて35球。ブルペン捕手を「球の回転もよく軸が真っすぐな球がきている」とうならせたという。13日には12球団の新人で最速のブルペン入りを果たすなど順調に調整。キャンプ1軍スタートが決まっており、開幕ローテーションを狙う。

 練習以外にも「食トレ」に取り組んだ。「3食以外に午後3時の補食、就寝前のプロテイン(を取った)。全てを逆算できた」と笑み。8日の自主トレ初日に三浦監督から授かった訓示「プロは逆算が大事」を実践した。計画的な体重増にも成功。88キロから2キロ増やして90キロとなった。

 準備万端、は野球だけではない。「2000のギャグを持つ男」は6日の入寮日に「身が引き締まり、背筋が伸びた。A、B、C、D、いい(E)背筋っ!」と球団公式ツイッターでネタを披露。こちらの自主トレも打ち上げ「レパートリーはできている。お楽しみに。声を出し威風堂々やる」と鼻息は荒い。

 キャンプに向けて「いろいろな選手から見て学びたい」と夢も広がる。全てを吸収しながら、しっかり自分をアピールする。(大木 穂高)

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