楽天・三木谷オーナー マー君復帰会見で喜び「炎の投球を見せてくれると期待しています」

[ 2021年1月30日 16:47 ]

田中将大の入団会見に出席した三木谷オーナー(撮影・篠原岳夫)
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 ヤンキースからFAとなり、2013年以来8年ぶりに楽天への復帰が決まった田中将大投手(32)が30日、都内のホテルで会見した。会見には三木谷浩史オーナー(55)が同席する異例の待遇。立花陽三球団社長(50)、石井一久GM兼監督(47)も顔をそろえ、豪華な布陣での会見となった。

 三木谷オーナーは、会見の冒頭で「この度、田中将大投手が今シーズンより東北楽天ゴールデンイーグルスに復帰してくれることとなりました。本当にうれしいニュースかな思います」と話した。

 田中は13年にポスティングシステムを利用して大リーグに移籍。同年に楽天を球団初の日本一に導いたエースの放出となったが、三木谷オーナーは「個人的には若い人が海外挑戦するのはいいと思う」と田中の夢を後押しした経緯がある。

 田中の8年ぶりの楽天復帰に「コロナ禍で世界がいろいろ苦しい中、あえて日本に復帰し、東北楽天ゴールデンイーグルスに帰ってきてくれた田中将大投手にも男気、心意気含めて感謝している」とした。さらに「東北を襲った大震災から10年という年でもある。東北、日本、そして世界を元気にしてくれる“炎の投球”を見せてくれると期待しています」と語った。

 オーナー自ら入団会見に同席するのは極めて異例。近年では18年にスペイン1部バルセロナからJ1神戸に加入したアンドレス・イニエスタの入団会見に同席。田中を世界的スターと同様の待遇で迎え入れた。

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