阪神・青柳 先発ローテ1番手「狙っている」 エース西勇に挑戦状

[ 2020年12月4日 05:30 ]

キャッチボールを行う青柳(撮影・北條 貴史)
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 阪神・青柳がエース西勇に「挑戦状」をたたきつけた。3日は鳴尾浜球場で自主トレ。7勝9敗に終わった今季からの飛躍を期す来季は、先発ローテーション1番手を貪欲に狙っていく姿勢を強調した。

 「西さんはよく言っていますね。“自分が開幕とかじゃなく、全然来てもいいんだよ”と。僕たちもずっとそういうところは狙っているし、頑張らなきゃいけない年代なんで」

 伏線は11月26日の西勇の発言だ。開幕投手の話題に及ぶと「僕が目指すより、秋山だったり青柳、(高橋)遥人あたりの若手に出てきてほしい。僕が3、4番手に下がるぐらいレベルアップして開幕に向けてやってほしい」とはっぱをかけられた。「西さんが来た時からずっと負けないようにと思っていましたけど、1年目、2年目と圧倒的に負けている」。現状を理解しながら「西さんを超えられるようにと常々思っています」と呼応した。

 今オフは足元から見つめなおす。基本的にブルペン入りせずキャッチボールでフォームを修正する考え。「投げ終わりで片足で立てるように。どうしても右足(軸足)に残ってしまう部分があったんで、踏み出した足にしっかり乗れるように」。来季で6年目。エース右腕を脱帽させるような成長を遂げたい。(山添 晴治)

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2020年12月4日のニュース