オリックス・増井 推定1億円減俸 4年契約最終年に意気込み「FAで取ってもらった恩を返せるように」

[ 2020年12月4日 14:05 ]

<契約更改・増井>大幅ダウンもサイン、来季も先発でと語る増井浩俊(撮影・井垣 忠夫)
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 オリックスの増井浩俊投手(36)が4日、大阪・舞洲の球団施設で契約更改交渉に臨み、1億円減の2億円(金額は推定)でサイン。4年契約で3年目まで総額9億円、4年目は変動制で、減額制限(1億円超は40%)に迫る減俸となった。

 「今季は好調の時も、不調の時もなくて、そのまま数字に表れているので、好調の時期をつくれなかったことは悔しかったですね」

 17年オフに国内FA権を行使し、日本ハムからオリックス入り。守護神奪回を期して臨んだ今季は救援では精彩を欠き、積み上げた157ホールド、163セーブの自負もあった中で、先発転向を決意。9月3日のソフトバンク戦から先発し、4年ぶりの先発白星を挙げるなど、その能力と可能性を示した。

 契約最終年となる来季も、球団からは先発起用を求められているといい、「(ルーキーイヤー以来となる)先発調整ですし、走る距離も長くしたり、投げ込む球数も増やさないといけないと思う。まだ、FAで取ってもらった恩返しができていない。取ってもらった恩を返せるように、必死に取り組む1年にしたい」と巻き返しを誓った。

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2020年12月4日のニュース