ロッテ・唐川 権利を行使せず「残留します」

[ 2020年12月4日 11:36 ]

海外FAを行使しないで残留を決めたロッテ・唐川
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 海外フリーエージェント(FA)権の行使を検討していたロッテ唐川侑己投手(31)が4日、「残留します」と権利を行使しないことを正式表明した。

 ZOZOマリンスタジアムで会見に応じた唐川は「考える時間も多くある中で、FAは当然考えること。向き合って考えてみると分岐点というか、自分のことを考えさせられた」と明かした。今季は中継ぎとして32試合に登板し、防御率1・19。守護神・益田につなぐ存在として沢村、ハーマンらと勝ちパターンの継投を担った。今季年俸は6200万円。獲得を望む球団にとっては人的補償が発生しないCランクであることも魅力で、FA宣言するか否かが注目されていた。

 他球団の話を聞くこともなく残留を決断した唐川は「SNSなどで色んな声も届いていた。マリーンズでやると決めたからにはそういう方々に恩返ししたい」と話した。

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