阪神・小幡「1番・遊撃」へ ヤクルト・青木バットで出塁率UP目指す

[ 2020年12月4日 05:30 ]

ダッシュを行う小幡(撮影・北條 貴史)
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 鳴尾浜で汗を流した阪神・小幡が3日、シーズン中にヤクルト・青木からバットをもらっていたことを明かした。シーズン開幕から程なくして、17~19年までヤクルト2軍打撃コーチだった北川打撃コーチを介して入手。「グリップがちょっと太くなって。ずっと細いのを使ってたんで最初は違和感がありましたけどボールを捉えられる率は少し上がった」といい、使用を続けている。

 8月21日にプロ初昇格してからは、ヤクルト戦の試合前練習で何度か話しあう姿も見られ「技術だったり、どういう取り組み方をしているのかなどを聞いていました」。青木からは「まだまだ振る力がない。このオフにしっかり振り込むように」と助言を受け「自分もそうだなと思いながら聞いていました。すごくありがたいこと」と感謝する。

 「どう(塁に)出るかとか、出塁率はもちろん、大切な数字になってくる。そこは意識します」。掲げるのは「1番遊撃」。日米通算2478安打を誇る安打製造機のバットで近本を超えるリードオフマンを目指す。(阪井 日向)

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