阪神 来季も助っ人は大量確保 藤原オーナーも全面支援「補強費、ご心配なくと書いといて」

[ 2020年11月13日 05:31 ]

阪神・藤原オーナー(撮影・坂田 高浩)

 阪神が来季の外国人選手に関し、8人態勢を敷いた今季と同等数で臨む方針であることが12日、分かった。この日、矢野燿大監督(51)から大阪・野田の電鉄本社でシーズン報告を受けた藤原崇起オーナー(68=阪神電鉄会長)が来季に契約最終年の3年目を迎える矢野監督に対し全面支援を約束した。12月から球団社長も兼務する球団トップが2005年を最後に遠ざかるリーグ優勝に向け「一枚岩」となって挑む。

 コロナ禍に翻弄(ほんろう)されながらリーグ2位に入ったとはいえ、優勝した巨人には8勝16敗と負け越し、最終ゲーム差は8。直接対決がそのまま「差」となった。約30分間、矢野監督からシーズン報告を受けた藤原オーナーは「巨人に負けんぞって書いといてください」と切り出し、来季に向け矢野阪神の全面バックアップを約束した。

 「(補強費については)ぜひ、ファンのみなさんにご心配なくと書いといてください」

 今季は新型コロナウイルス感染拡大の影響で当初より約3カ月遅れでシーズンが開幕。無観客からスタートし最後まで観客の入場数が制限された。主催60試合での総入場者数は51万7944人で昨季の309万1335人から大幅に減少。他球団と同様に収益も大幅に減少したが、今オフの補強費に関しては「ご心配にはおよびません」と改めて影響がないことを明言した。

 先のドラフト会議で近大の佐藤輝獲得に成功したが、FA宣言すれば獲得に動くと見られた中日・大野雄が来季残留を発表。FA市場に大物がいなくなったことで、現有戦力の底上げと同時に助っ人の力がチームの浮沈を左右することも確実だ。

 今季は球団史上最多となる8人態勢を敷いた。すでにボーア、ガルシア、呂彦青(ルイェンチン)の3選手は来季構想外で退団する見込み。一方で来季も必要戦力と考えるサンズ、スアレス、エドワーズは全力で慰留に努める。現状ではマルテ、ガンケルも残留が基本線だが、新外国人の獲得次第で状況が変わる可能性もある。いずれにせよ、来季も今季と同等数の大量助っ人態勢で臨む方針を固めている。

 藤原オーナーが次期球団社長に就任することも内定。「もうちょっとしたら発表します」と認めた。来季へ向けて動き出した矢野阪神が、助っ人の力も借りて雪辱を期す。(山本 浩之)

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