オリックス・中嶋新監督 師事した9監督の「良いところを全部取る」 9人寄れば“25年ぶりV”の知恵

[ 2020年11月13日 05:30 ]

就任会見に臨んだオリックス・中嶋監督代行(右)と福良GM(球団提供)
Photo By 提供写真

 オリックスは12日、中嶋聡監督代行(51)が来季から監督に就任すると発表した。単年契約で推定年俸7000万円。大阪市の球団施設で会見した中嶋新監督は、1987年から2015年までの現役29年間で師事した4球団9人の監督から学んだ知識と経験を混ぜ合わせた“ハイブリッド監督”を理想に来季25年ぶり優勝へ尽力する構えを示した。

 「数々の素晴らしい監督と一緒にやらせていただきました。上田さんから始まり栗山さんまで。いろんな方の下でやっていますし、その人たちの良いところを全部、取ってやろうかなという感じ」

 87年に前身の阪急に入団し、日本シリーズ3連覇に導いた上田利治氏に師事。仰木彬氏の下で96年のリーグ連覇&日本一を経験した。勝ち味を知る指揮官の采配や指導力など秀でた部分をチームに還元していく。

 西村徳文監督に代わり8月21日の初采配から29勝35敗3分け。球団も育成出身の大下や漆原ら若手を積極起用した育成手腕を評価した。ただ、2年連続最下位に終わったことは事実で、得点力不足や勝ち継投の確立など課題は山積している。

 「(目標は)Aクラスだと思っていたら優勝には届かない。本気で意識して目指さないと。優勝という言葉を常に意識してほしい」。本気の意識改革で巻き返しを図る。(湯澤 涼)

 《野球脳向上求む》12日から大阪・舞洲の球団施設で秋季練習がスタート。中嶋新監督は「野球脳」のレベルアップを求めた。今季も走塁ミスを含めた拙攻や拙守が目立ち、勝敗を左右しただけに「技術的なこと、心の部分も必要だと思うが、その点は僕らがいちいち言うことでもない。自分自身で考える力が必要だと思う」と自覚を促した。

続きを表示

「大谷翔平」特集記事

「始球式」特集記事

2020年11月13日のニュース