ロッテ・石川 左ふくらはぎ痛でCS絶望的 井口監督「最終戦はブルペンデーみたいに」

[ 2020年11月13日 05:30 ]

CS出場が絶望的になったことが判明したロッテ・石川
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 ロッテ・石川が左ふくらはぎを痛め、あす14日に開幕するクライマックスシリーズ(CS)出場が絶望的となった。

 敵地の福岡に乗り込み、午後4時30分から始まったペイペイドームでの全体練習。エースの姿は見当たらなかった。今季は開幕投手を務め、7勝を挙げた右腕の不在。井口監督は石川が9日の今季最終戦でベースカバーした際に左足を痛めたと説明。「(2軍施設の)浦和で治療しながら“なんとか間に合うように”とやっています。ただ、どれくらい上がってくるかは分からない」と復帰のメドが立っていないとした。

 8日の西武戦で2位を確保したチームは、翌9日の日本ハム戦で調整を兼ねて石川を先発させた。CSでは1~3戦目に美馬、チェン・ウェイン、二木を投入予定。ソフトバンクの1勝のアドバンテージを含めた2勝2敗の場合、第4戦先発は石川となる見通しだった。井口監督は「最終戦になれば、おそらくブルペンデーみたいになる」と第4戦の苦肉のプランを口にした。

 開幕直後から福田秀、レアード、荻野、種市、マーティンと故障者が続出。終盤には新型コロナウイルス感染による大量離脱も経験した。多くの苦難を乗り越えてきたが、ポストシーズンでも新たな試練に直面した。 (横市 勇)

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2020年11月13日のニュース