日本ハム・石川直 リハビリに励む 12月にキャッチボール再開

[ 2020年11月13日 05:30 ]

日本ハム・石川直
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 8月に右肘内側側副じん帯再建術を受けた日本ハムの石川直が、来年8月の実戦復帰を目指してリハビリに励んでいる。体重は94キロから89キロまで減少したものの、ランニングや体幹、下半身のウエートトレーニングをこなし、腕立て伏せも最近解禁となった。「キャッチボール再開は12月から」と次のステップも見え、言葉に力が入る。

 クローザーを目指して臨んだ6年目の今季は、春季キャンプ終盤に右肘の違和感を訴えて出遅れた。7月30日のイースタン・リーグ、西武戦で試合復帰したが、15球で緊急降板。「あの試合の前から肘の痛みがあり、すっきりさせたかった」と長い野球人生を考え、手術に踏み切った。

 チームは今季、秋吉の不調も重なってクローザーを固定できず、2年連続5位に終わった。18年52試合、19年60試合とブルペンを支えた石川直は「自分が今年どこで投げていたかは分からないけど、チームに迷惑をかけた」と責任を痛感。来夏の復活を期す。

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2020年11月13日のニュース