日本製鉄大分 27年ぶり都市対抗出場へ逆転勝利で初戦突破!9回一挙4点!

[ 2020年10月11日 05:30 ]

第91回都市対抗野球 九州第1代表決定トーナメント1回戦   日本製鉄大分6-4熊本ゴールデンラークス ( 2020年10月10日    アイビースタジアム )

<熊本ゴールデンラークス・日本製鉄大分>9回に逆転2点三塁打を決めた日本製鉄大分・青木
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 代表2枠を争い、第1代表決定トーナメント1回戦の4試合が行われた。日本製鉄大分(大分市)は2点を追う9回に逆転。一挙4点を挙げ熊本ゴールデンラークス(合志市)を6―4で破り、昨夏就任の清原孝介監督(38)が九州予選初采配で白星を挙げた。苅田ビクトリーズ(苅田町)も3年ぶり4回目の出場を目指す九州三菱自動車(福岡市)を逆転で下した。沖データコンピュータ教育学院(福岡市)はシンバネットワークアーマンズク(浦添市)に7―1で、鹿児島ドリームウェーブ(鹿児島市)は九州総合スポーツカレッジ(宇佐市)に5―2で、それぞれ勝利を収めた。

 現役時代に都市対抗出場37度の強豪・西濃運輸で4番を打った清原監督が都市対抗予選初勝利を挙げた。

 2点を追う9回に鮮やかな逆転。「普段から諦めるなと言ってきたが、土壇場で集中力を発揮してくれた」と指揮官に笑みが広がる。殊勲者は1点差に迫った2死一、二塁に逆転2点三塁打を放った青木だ。「相手投手の球が浮いていたので高めの真っすぐを狙って上から叩いた」。三塁に頭から滑り込むと右手でガッツポーズ。西濃運輸では「4番・一塁・背番号3」とプロ野球の清原和博氏と重なる豪打で鳴らした指揮官の勝負強さが、脈々と息づいている。

 2014年に大分入りし、コーチを経て昨夏に監督就任した指揮官は「都市対抗に出場したい思いは強いが我々は挑戦者。目の前の一戦を大事に戦う」。今季24年ぶりに登録を企業チームに変更した日本製鉄大分が27年ぶりの本戦出場を目指す。

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2020年10月11日のニュース