明大・入江が初完封勝利 広島・森下先輩活躍が刺激に、連投見据え「連勝できるように頑張る」

[ 2020年10月11日 16:51 ]

東京六大学野球秋季リーグ戦第4週第1日 1回戦   明大4―0法大 ( 2020年10月11日    神宮 )

<明大・法大>7回2死、法大・齊藤を三振に仕留め雄叫びをあげる明大先発の入江(撮影・河野 光希)
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 明大のドラフト上位候補・入江大生(4年、作新学院)が法大戦に先発。最速150キロのストレートにスライダー、カット、フォークを駆使、法大打線を7安打に抑えリーグ戦初完投、初完封勝利を飾った。

 今季も含めリーグ戦3勝7敗と負けが大きく先行。投球フォームも上下のバランスが悪く要所で痛打を浴びることも多かった。この日は投球を低めに集め変化球も効果的だった。

 前夜は明大の1年先輩・森下(広島)がヤクルト戦で8勝目をマーク。明大では兄貴的な存在で、アドバイスを受け続けてきた。「森下さんのマウンドはすべて刺激になるし参考になります」と先輩に続けと好投した。打っても2安打1打点。投打でチームを引っ張った。

 入江を見続けてきた広島・苑田聡彦スカウト統括部長は「春先は軸足に体重が乗らずどうしたんかと思っていた。この2カ月で見違えるようによくなったね。こんなに良くなったピッチャーは初めて見たよ」と13奪三振のエースの成長を認めた。

 2回戦もリリーフ待機。「準備して連勝できるように頑張ります」と先を見据えていた。

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2020年10月11日のニュース