オリックス・増井 古巣日本ハム相手に初勝利「うまく粘れた」6回途中3失点、12球団勝利&セーブに意欲

[ 2020年10月11日 18:47 ]

パ・リーグ   オリックス7―5日本ハム ( 2020年10月11日    札幌ドーム )

<日・オ(17)>力投するオリックスの先発・増井(撮影・高橋茂夫)
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 オリックスの増井浩俊投手(36)が11日、札幌ドームでの対日本ハム17回戦で古巣相手に初先発し、5回1/3を投げ3安打3失点で同戦初勝利を飾った。

 「いい球と悪い球がはっきりしていたんですけれど、相手がスイングしてくるタイミングでいい球がいって、うまく粘れたので、守りにも助けられましたし、5回まではよかったかなと思います」

 先発転向4試合目。登板前、「だいぶ先発に体も心も慣れてきた。投球スタイルも先発の感じになってきた。楽しみになってきましたね」と話していたように、5回まではほぼ完璧な1安打投球だった。

 6回、先頭の清水に左前打されると、西川に四球を与えた。続く平沼を空振り三振に仕留めたが、大田に三塁線を破られる2点二塁打を浴びて降板を余儀なくされた。「もう少し長いイニングを投げたい」と設定していた目標はクリアできなかったものの、これで11球団からの勝利を達成。残るはヤクルトからだけになった。今季は交流戦がなかったが、来季以降の目標もでき、「そうですね、やりたいとは思いますけれどね、チャンスがあれば」と、まだ誰も達成していない12球団からセーブ、12球団からの勝利にも意欲を示した。

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2020年10月11日のニュース