阪神2軍戦 ドラ1西純、自己最長の5回2/3を投げるも6失点

[ 2020年10月11日 15:21 ]

ウエスタン・リーグ   阪神―ソフトバンク ( 2020年10月11日    タマスタ筑後 )

阪神・西純
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 ドラフト1位ルーキーの西純がプロ自己最長の5回2/3を投げ、2本塁打含む7安打6失点で降板した。

 3回1死から谷川原に右越えソロ、その後2死一、二塁から上林に2点適時二塁打を浴びるなど3点を先制されると、5回1死一、二塁でも上林の適時打などで5点差とされた。プロ入り後初めて投げた6回には2死までこぎ着けるも、谷川原に今度は左越えにソロを浴びて6点目を失いここで降板となった。

 一方で1年目らしからぬ落ち着いた投球も光った。力のあるストレートで追い込んでから、フォークで空振りを誘うスタイルで4奪三振。3ボールからも変化球を投じるなど、時折バッテリーを組んだ同じ高卒ルーキーの捕手・藤田のサインに首を振りながら、強気に投げ込んでいった。

 この日は104球を投げて4四球。前回登板の3日広島戦では5回3失点ながら、6四球で97球を投じるなど制球に苦しんだ。雪辱を果たしたいマウンドだったが、ソフトバンク打線相手に6失点と苦汁をなめた。

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2020年10月11日のニュース